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事務局だより 2025年9月号

第62回東北視覚障害者福祉大会(福島大会)の最終ご案内

本紙8月号でお知らせした通り、標記の大会が11月9日(日)~10日(月)福島県福島市のホテル福島グリーンパレスにおいて開催されます。
大会に参加を予定している方でまだ申込みがお済みでない方のうち、地域団体会員は団体長へ、個人会員・賛助会員は直接協会事務局へお申込みください。申込み締切は9月12日(金)となっています。  
     

第19回宮城県視覚障害者福祉大会の最終ご案内

 本紙8月号でお知らせした通り、今年度の福祉大会を10月5日(日)に仙台市青葉区の宮城県視覚障害者情報センターにおいて開催します。本大会の申込み締め切りは9月16日(火)となっています。地域団体会員は団体長へ、個人会員・賛助会員は直接協会事務局へお申込みください。

令和7年国勢調査の実施について

今年は5年に一度の国勢調査が実施されます。拡大文字、点字、エクセルの調査票も用意されていますので、希望する調査票を調査員に申し出ることができます。総務省のサイトより主な内容を下記に記します。
調査票:基本となる調査票はA4変形版・両面記入様式の光学文字認識(OCR)帳票で、1枚に4名まで記入できる設計とする、また、オンライン調査のための電子調査票はHTML形式とし、世帯人員19名までの一般世帯がパソコン、スマートフォン及びタブレット端末から回答できる設計とする。なお、基本となるOCR調査票や電子調査票を補完するため、高齢者や外国人などができるだけ記入しやすくするための補助用調査票として『拡大文字調査票』、『点字調査票』、調査票の対訳(28言語)及びExcel調査票を用意する。

調査の方法:
基本的な方法
調査は、オンライン回答の期間を、調査員提出・郵送提出の期間に先行して設定する方法により実施する。
ア.調査員(民間事業者を含む。以下同じ。)は、担当する調査区内を巡回し、当該調査区の範囲を確認し『調査区要図』を作成する。
イ.調査書類一式1の配布期間(9月20日から9月30日まで)に、調査員は、担当する調査区内の全世帯を訪問し、面接の上で調査票等の調査書類一式を配布するとともに、調査世帯一覧(以下「一覧」という。)に必要な事項を記入する。
 不在世帯については、日・時間を変えて再度訪問することとするが、それでも面接することができない世帯に対しては、調査書類一式を郵便受けなどに入れて配布する。なお、地域性や住宅の建て方などを考慮し、オートロックマンションや単身世帯など何度訪問しても説明が困難と見込まれる場合は、居住確認を行えた時点で、調査書類一式を郵便受けなどに入れて配布することも可能とする。
ウ.調査期日までの期間(9月20日から9月30日まで)は、世帯は、オンライン回答のみを行うことができる。
エ.世帯は、当初回収期間(10月1日から10月8日まで)において、オンラインにより提出、郵送により提出又は調査員へ提出する方法のいずれかを選択し、回答を行う。
オ.調査期日後(10月1日から10月3日まで)、調査員は、全世帯に『調査への回答はお済みですか』を郵便受けに入れるなどして配布する。
カ.10月17日以降、調査員は市町村又は指導員から伝達された回答済世帯の情報により、回答の済んでいない世帯(以下「調査票未提出世帯」という)を特定する。
キ.督促回収期間(10月17日から10月27日まで)に、調査員は、上記カ.で特定した調査票未提出世帯を複数回訪問し、面接の上で、調査票の提出状況を確認し、調査票を回収する。      

拡大読書器の給付基準額調査の報告

昨今の物価高騰は日常生活用具の価格にも影響が及んでいます。拡大読書器は価格が高いためその影響は大きいことから、日視連では自治体の給付基準額について全国調査を行っています。宮城県内の自治体の給付基準額で19万8千円を上回っている自治体と金額を金額の多い順に下記に記しますので、見直しを要望する際の参考にしてください。
 1位 富谷市 268,000円
 2位 仙台市 239,000円
 同じく 柴田町 239,000円
※県内35自治体のホームページ調査では、上記3自治体を除く32自治体中23自治体は198,000円。その他9自治体は確認できませんでした。

第2回中途視覚障害者緊急生活支援相談会開催のお知らせ

当協会では宮城県受託事業として「見えない!見えにくい!お悩みの方の個別相談会」を栗原市と(公財)日本盲導犬協会・(株)トラストメディカルの協力で開催いたします。
当日は、歩行訓練士による相談、音声パソコン操作等の相談を行います。視覚に障害のある方やご家族・支援者のご来場をお待ちしています。
・開催日:10月16日(木)10時~15時
・会場:栗原市図書館 2階視聴覚室
・住所:宮城県栗原市築館薬師3丁目3-1
・電話:0228-21-1403
・ご案内:開催案内チラシを点字・墨字合本版で作成し、障害者手帳を保有する視覚障害者全員に発送いたします。また、栗原市の広報にも掲載します。
・予約:個別相談と音声パソコン操作の相談につきましては、事前の予約が必要となりますので、協会事務局まで連絡願います。
電話022-257-2022
 

視覚障害者情報交流会のお知らせ

視覚障害者情報センター主催による交流会を開催します。申込みは不要ですのでお気軽にご参加下さい。
・対象者:視覚に障害のある方(障害者手帳の有無は問いません)、ご家族、その他(視覚障害支援に関心のある方等)
・開催日:
9月25日(木)登米市 13時~ 迫公民館 2階大会議室
10月10日(金)松島町 13時~ 文化観光交流館アトレ・るHall。

貸し出します

貸し出しご希望の方は協会事務局 電話022-257-2022へお申し込み下さい
日視連発行
(1)点字日本 第644号 2025年8月1日発行
(2)点字厚生 第310号 2025年7月20日発行
(3)声の広報厚生 第296号デイジー版 2025年7・8月

本の紹介

理事 及川 篤生
書名 ヒポクラテス・シリーズ
著者 中山七里(なかやましちり)
サピエに、シリーズの内、音声データ版が6冊、点字データ版が5冊登録されています。
 会員の皆さん、こんにちは。協会理事の及川です。
今更ながらなんですが週に3回人工透析を受けています。1回当たり約3万円。年間に回数は156回、そのほかにも血液検査や薬代、年間に500万円以上かけてどうにか命をつないでもらっている訳です。少しでも世の中にお返しできればと思って協会の仕事などをやらせていただいていますが、返しきれるものでもありません。最終的には僕が死んだ後に献体させてもらって勘弁してもらおうかと思っています。ただ、僕の葬儀実行委員長に決定している甥っ子が献体には反対しています。葬儀の時に僕の遺体がないというのは受け入れられないらしい。僕としては少しでも僕の体が医学の役に立てばいいと考えているんですが、意見が対立しております。でもオンちゃんとしては、甥っ子からは、かなり愛されているらしい?
 献体すると医学生の解剖実習に使ってもらえます。今回の作品のキーワードはまさに解剖です。埼玉県の浦和にある医科大学の法医学教室。今回の舞台はあんまり入りたいとは思わない解剖室、有能だけど偏屈な教授、解剖マニアのアメリカ人准教授、教室に配属されたばかりの新人医師、それに埼玉県警の特攻玉砕タイプの刑事が出てきます。この刑事が、事件解決のために司法解剖の依頼を持って来るというのがおよそのストーリー。持ち込まれるご遺体はバラバラだったり黒焦げだったりほとんど溶解していたり。そんなご遺体から偏屈教授が事件解決のカギを見つけます。中にはきれいなご遺体もあって通常の解剖の方法も描かれています。こちらの方では自分の体の構造が理解する助けになりますね。
20年ほど前に、本物の人体を加工して解剖学的に展示する企画が東京であっていってきました。かなりの盛況だったと覚えています。皆さん自分の体に関してはやっぱり関心があるはずですよね。でも解剖学の知識は理療の国家試験を受ける人以外は必要ないかもしれない。調子が良くないときには、きちんと病院に行きましょう。僕は調子が良くても、悪くても、今日も病院に通います。皆さん、ご自愛くださいませ。

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