年頭のご挨拶
理事長 宇和野 康弘
会員のみなさん、明けましておめでとうございます。新しい年をどんな思いでお迎えでしょうか。
昨年は、東北視覚障害者福祉大会をはじめとした本会の様々な活動に対してご協力いただきありがとうございました。今年も、全国組織の日視連をはじめとする関係団体と連携しながら、私たちのよりよい生活を目指して活動してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ところで、あまり知られていないかもしれませんが、令和6年4月から「孤独・孤立対策基本法」という法律が施行されました。政府は、引きこもり・うつ・自殺などの問題を個人や家庭だけの問題としてとらえるのではなく、社会全体・地域全体で対策に取り組む必要があることを示したものです。視覚障害は、他の障害に比べて精神的ダメージが大きいといわれています。情報から取り残されたり、地域社会との繋がりを持てずにいる人が少しでも少なくなるように私たちもできることを心掛けていきたいと思います。