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事務局だより 2024年8月号

第61回東北視覚障害者福祉大会宮城大会のご案内

 本大会は東北地方に住む視覚障害者と関係者が一堂に会して交流を図るとともに、当面の諸課題を討議し、その改善を社会や関係機関に働きかけて、視覚障害者の社会参加の促進と、福祉の向上を目的に、東北6県の団体が毎年輪番で開催しているものです。
 今年は、本会の主催で下記の通り開催されます。今回は、多くの方々に参加いただきたいと考えて、加盟団体の会員以外の方々にも参加を呼び掛けることとしました。皆様の周囲に視覚障害福祉に関心のある方がいらっしゃいましたらお誘いあわせのうえご参加いただければ幸いです。

【会期】 
令和6年11月10日(日)~11日(月)(2日間のどちらか1日のみの参加も可能)

【会場】 
江陽グランドホテル 4階
 住所:〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町2丁目3-1
    (広瀬通と東二番丁通り交差点の北東角から東側二つ目の建物)

 電話:022-267-5111

【参加費用】
参加費:1名につき1,000円(付添も同額)
情報交換会費:1名につき9,500円(付添も同額)

【開催日程】
第1日目 11月10日(日)
 12:15~ 受付
 13:00~14:00 役員会、女性協議会、青年協議会
 14:15~15:45 代議員総会(代議員以外もオブザーバー参加が可能)
 16:00~17:00 研修会
             講師:田村 文子氏(宮城音訳奉仕会) 
             テーマ:東北放送ラジオ「みちのくむかしばなし」と 過ごした26年の歳月
 18:00~20:00 情報交換会

第2日目 11月11日(月)
  8:45~ 受付
  9:30~10:40 講演
             講師:竹下 義樹氏((福)日本視覚障害者団体連合 会長)
             テーマ:「視覚障害者福祉をめぐる最近の動向について」
 11:00~12:00 大会式典
             ・開会宣言・歓迎の挨拶・主催者挨拶・感謝状贈呈・来賓祝辞・大会宣言(案)・大会決議(案)
             ・次期当番団体挨拶・閉会宣言
  
  ※東北視覚障害者団体連合の役員以外の方々は1日目の14時15分からの代議員総会から参加いただけます。

【申込み】
(1)参加申込について
 ◎団体会員および賛助会員の方
  所属する地域団体で参加者の取り纏めを行いますので団体長へお申し込み下さい。
 ◎個人会員と会員以外の方
  協会事務局へ電話で以下➀~⑤の事項をお知らせください。
   ➀参加者氏名
   ②付添いの有無
   ③盲導犬の有無
   ④資料の種別(点字・墨字)
   ⑤情報交換会の参加の有無

(2)申し込み締め切り
 9月30日(月)

(3)参加費用について 
 郵便局に備え付けの払込取扱票で10月18日(金)までに以下の口座にご送金をお願い致します。

   口座記号番号:02230-9-37693
   名義人:公益財団法人 宮城県視覚障害者福祉協会


※入金後に参加を取りやめた場合の取扱いは、以下の通りとなりますのでご了承ください
・参加費は大会の協力金として頂き、返金は致しません。
・情報交換会費の違約金は、開催当日から7日前100%、8日~29日前80%、30日~59日前20%となりますのでご注意願います。
 
【宿泊について】
 11月10日(日)の宿泊は、以下のホテルに直接予約して頂くようお願い致します。仙台市内ではホテルの宿泊予約が取りにくい状況ですので、早めの予約をお勧めいたします。主催者では会場となる江陽グランドホテルのシングル(1泊朝食付)のお部屋を9,500円で50室確保しています。ご予約申込の際は必ず「東北視覚障害者福祉大会参加者」であることをお伝えの上ご予約下さい。
 
※以下にホテルの一覧を掲載しましたので参考にしてください。

①江陽グランドホテル
〒?980-0014 仙台市青葉区本町2-3-1
電話022-267-5111
 JR仙台駅西口から徒歩13分

②三井ガーデンホテル仙台
〒?980-0014 仙台市青葉区本町2-4-6
電話022-214-1131
JR仙台駅西口から徒歩12分・会場まで徒歩3分

③ダイワロイネットホテル仙台一番町PREMIER
〒980-0811 仙台市青葉区一番町4-2-2?
電話022-796-7685
JR仙台駅西口から徒歩20分・会場まで徒歩3分

④ホテルJALシティ仙台
〒?980-0013 仙台市青葉区花京院1-2-12
電話022-711-2580
JR仙台駅西口から徒歩3分・会場まで徒歩15分

⑤ドーミーイン Express 仙台広瀬通
〒980-0021 仙台市青葉区中央2-10-17?
電話022-715-7077
JR仙台駅西口から徒歩10分・会場まで徒歩3分

⑥スマイルホテル仙台国分町
〒980-0811 仙台市青葉区一番町4-3-22
電話022-261-7711
JR仙台駅西口から徒歩15分・会場まで徒歩5分

⑦ホテルグランテラス仙台国分町
〒?980-0803 仙台市青葉区国分町2-2-2
電話050-1807-2907
JR 仙台駅西口から徒歩15分・会場まで徒歩5分

⑧スーパーホテル仙台広瀬通り
〒980-0021 仙台市青葉区中央2-9-23? 
電話022-224-9000?
 JR 仙台駅西口から徒歩14分・会場まで徒歩3分

【大会事務局】
公益財団法人 宮城県視覚障害者福祉協会
住所:〒983-0836 宮城県仙台市宮城野区幸町4丁目6-2
          宮城県障害者福祉センター内
TEL:022-257-2022・FAX022-293-9135
E-mail:mail@miya-shikyo.org

点字用紙の販売価格変更について

協会事務局で販売している点字用紙について、9月より下記の通り、価格を変更することとなりました。
なお、値上がりはしておりますが、1包みの枚数は50枚増加しています。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
(旧価格) 90kg・110kg(200枚)どちらも 1,000円

(新価格) 90kg(250枚)1,200円
     110kg(250枚)1,300円

視覚障害者情報交流会のお知らせ

視覚障害者情報センター主催による交流会を開催します。
申込は不要ですのでお気軽にご参加下さい。

【対象者】
視覚に障害のある方(障害者手帳の有無は問いません)、ご家族、その他(視覚障害支援に関心のある方等)

【開催日】
9月 5日(木)角田市、13時~ 角田市市民センター201号室
9月19日(木)山元町、13時~ ひだまりホール3階 会議室5 
9月26日(木)白石市、13時~ 白石市中央公民館2階 第2研修室

ご協力ありがとうございます(敬称略)

― 寄附金 ―
* 個人(1名)
(仙台市)  1名

―「書き損じ及び未使用ハガキ回収事業」報告 ―
    (令和6年7月1日~7月31日受付分)

* 個人(2名)
(仙台市) 1名
(大崎市) 1名

* 専門学校(1校)
仙台医療福祉

貸し出します

貸し出しご希望の方は協会事務局 電話022-257-2022へお申し込み下さい。

※日視連発行
(1)日視連アワー 令和6年7月号 デイジー版
(2)点字日本 第631号  2024年7月1日発行

※内閣府政府広報室発行
(1)点字・大活字広報誌「ふれあいらしんばん」第98号 2024年7月発行
 内容
① 知っておきたい相続の基本?・・大切な財産をスムーズに引き継ぐには?
② 空き家の活用や適切な管理などに向けた対策が強化・・トラブルになる前に対応を!
③ インターネット上の偽情報や誤情報にご注意!
④ 国産木材を利用して、日本の森林を元気に保ちましょう

(2)音声公報CD「明日への声」第98号は「ふれあいらしんばん」の内容と同様です。

本の紹介

理事 及川 篤生
書名 「丸かじりシリーズ」
著者 東海林 さだお
※サピエで、東海林 さだおで検索すると、音声デイジー版、点字データ版、ともに数十冊登録されています。
 
 会員の皆さん、こんにちは協会理事の及川篤生です。今更ながら毎日暑いですね。夏はまだまだ続きますが僕の母校が甲子園の県予選で初戦敗退個人的には夏が終わった感じです。意気消沈している中透析に行ったら透析のための血管が狭窄しているとの診断、僕に追い打ちをかけてくれます。入院してのカテーテル手術まあ入院自体は僕はベテランなのでどうということもない、ただ透析患者用の入院食恐ろしくまずいです。低たんぱく米という謎の異常にまずいコメ、たんぱく質と塩分を極限まで削った無味乾燥なおかずたち、そんな食事に耐えなければならないので入院中に聴く本は食べ物の話を準備します。基本的に暇で退屈な入院生活、その有り余る時間を潰してくれる気楽に聴ける本が今回の本になります。
 今回の作者、東海林さだおさん。1937年生まれの方なのでそれなりに高齢の方です。年齢の割には牛丼とか、とんかつ、ステーキなんかの重めの料理もかなりの頻度で摂取、それをネタにして週刊誌で食にかかわるエッセイを長期にわたって連載中。基本的に食べる料理は日常のありふれたもの、要するにB級グルメの感覚ですね。この辺は僕の感覚にかなり近いタイプ、共感しながら聴いています。内容のほうは極めてどうでもいい内容、アジフライに使う調味料は醤油にするべきかソースにするべきかということで原稿用紙を数枚埋めてきます。この問題僕も結構悩んだりしたテーマ、僕も串揚げは基本的にソースなんだけど、醤油もありだなといって、行きつけの串揚げ屋で醤油を頼んだりしています。さて、本の内容ですが枝豆を食べるためのマナー、ステーキの焼き方はレアもミディアムも結果食べるとよくわからない。最近夏場に牛丼屋で出てくる半分牛丼・半分うな丼の謎のどんぶりに対する問題提起。さんまの塩焼きに大根おろしがなくて絶望するとかといった正直どうでもいいだろっていう内容を真剣に書いています。考えようによってはこんなどうでもいいことを文章にして週刊誌に連載してお金をいただいているわけです。こんなことが成立するのも人間が高度に文明化されていることの証明でもあるのか?自分はちょっと人よりは食べるということにこだわりがあるぞという方にはおすすめの作品だと思います。
どうでもいい暇な時間をどうでもいい内容の本で消費する。これはこれでなんか有意義なのかもしれないですよ。