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事務局だより 2024年5月号

第70回全国視覚障害青年研修大会(大阪市大会)のご案内

(1)会期 令和6年9月15日(日)~16日(月)
(2)会場 大阪コロナホテル
 大阪市 東淀川区西淡路1-3-21
 電話06-6323-3151
(3)申込 5月31日(金)迄、団体毎に取り纏めて申込
(4)開催日程
 【 第1日目 9月15日(日)】
 10:00~11:00 大会運営者会議
 11:00~ 受付
 11:30~12:15 一般社団法人 大阪市視覚障害者福祉協会
  会長挨拶  川越 利信
  青年部挨拶 中村 欣嗣
  加盟団体代表者会議(Zoom参加者有り)
 12:15~18:30 各自研修会
  ①お好み焼き体験&新世界散策
  ②たこ焼き体験&大阪湾クルーズ
  ③水都大阪体験(水陸両用バスツアー)
 18:00~20:30 懇親会

【 第2日目 9月16日(月)】
 9:00~ 受付 5階ロビー
 9:30~10:50 シンポジウム YouTube配信
  『青年協70周年記念シンポジウム 青年層から考える当事者団体活動のこれから』 
 11:00~12:00 大会式典、大会議事 YouTube配信 
(5)経費 参加費3,000円(付添も同額)、懇親会費9,000円

 参加ご希望の方は5月27日(月)まで協会事務局へご連絡下さい。詳細資料をお送りいたします。

第46回全国視覚障害者将棋大会開催のお知らせ

(社福)日本視覚障害者団体連合が標記大会を山形県天童市で開催します。特に東北6県の将棋愛好家の皆さんの参加をお願いしたくご案内します。
・会期 令和6年9月21日(土)~22日(日)
・会場 ほほえみの宿 滝の湯
  〒994-0025 山形県天童市鎌田本町1-1-30
  電話:023-654-2211
  アクセス JR天童駅より徒歩約15分、車で約5分
・参加資格 視覚に障害のある将棋愛好家
・対局種別 S級・A級・B級・C級、トーナメント方式
・参加費 2,000円
・昼食費 21日・22日両日、一人1,000円(付添者同額)
・懇親会費 一人8,000円
・宿泊先及び費用
(1)ホテルパールシティ天童(会場から徒歩5分)
  9月20日(金)、21日(土)、22日(日)
  シングル(朝食付)8,800円・ツイン(朝食付)17,000円
(2)ホテルルートイン天童(会場から徒歩10分)
  9月21日(土)、22日(日)
  シングル(朝食付)9,000円・ツイン(朝食付)16,000円
・申込締切 令和6年8月16日(金)、宿泊希望者の方は8月2日まで。

大会の詳細については協会事務局に連絡下されば資料を送付いたします。

協会事務局からのお願いとお知らせ

(1)年度会費納入のお願い
 4月下旬に納入書を送付いたしましたので9月30日までに納付下さいますようお願いいたします。

(2)補装具の白杖の基準額が変わりました
 この4月から補装具の基準額が改定されて、白杖の基準額も変わりました。
「視覚障害者用安全杖」、いわゆる白杖には、普通用、携帯用、身体支持併用の三つのタイプがあります。そのうち、最も広く使用されている携帯用で素材にグラスファイバーやカーボンなどを用いているものについては、耐用年数2年、上限価格が4,400円から5,200円になりました。

「声のいしのまき市報」の発行を開始しました

昨年から取組んでいる自治体の広報音声版の発行事業ですが、4月に石巻市の「声のいしのまき市報」の受託契約が成立し、5月号から発行を開始しました。これで、富谷市、亘理町に次いで3番目となります。石巻市で障害者手帳を保有する視覚障害者343名の98%にあたる336名の方に発送しました。富谷市は昨年10月、亘理町は11月から発行していますが、限定された方のみに発送されており、ほぼ全員に発送されたのは初めてです。来月号からは、当協会や石巻視障協のお知らせ等も広報に併せて提供出来るようになりました。

視覚障害者情報交流会のお知らせ

視覚障害者情報センター主催による交流会を開催します。申込は不要ですのでお気軽にご参加下さい。

【対象者】
 視覚に障害のある方(障害者手帳の有無は問いません)、ご家族、その他(視覚障害支援に関心のある方等)

【開催日】
 5月21日(火)13時~ 栗原市、栗原市市民活動支援センター  多目的室
 6月8日(土)13時~ 亘理町、亘理町悠里館3階 視聴覚ホール
 6月15日(土)13時~ 柴田町、槻木駅コミュニティプラザ   JR槻木駅2階
 6月18日(火)10時30分~ 東松島市、東松島市役所 本庁舎 202会議室
 6月23日(日)13時~ 石巻市、石巻市保健相談センター3階   講義室
 6月27日(木)13時30分~ 多賀城市、多賀城市市民活動サポートセンター3階 大会議室

ご協力ありがとうございます

「書き損じ及び未使用ハガキ回収事業」報告
(令和6年4月1日~4月30日受付分)

◆ 団体(1団体)
宮城県眼科医会

◆ 小学校(21校)
(仙台市)松森 国見 遠見塚 松陵 錦ケ丘 桂 通町 (石巻市) 前谷地 (気仙沼市)中井 新城 (白石市)第二 (角田市)金津    (登米市)浅水 宝江 (栗原市)瀬峰 (大崎市)鳴子 (富谷市)日吉台 (柴田町)柴田 船岡 (松島町)第一 (南三陸町)伊里前

◆ 中学校(11校)
(仙台市)広瀬 折立 (多賀城市)多賀城 (登米市)佐沼 (栗原市) 栗駒 志和姫 (大崎市)古川南 (七ヶ浜町)七ヶ浜 (大衡村)大衡 (加美町)鳴峰 (南三陸町)志津川

貸し出します

貸し出しご希望の方は協会事務局 電話022-257-2022へお申し込み下さい。
※日視連発行
(1)点字日本 第628号 2024年4月1日発行
(2)厚生労働白書 令和5年度版 音声CD
(3)声の広報厚生 第288号(2024年3・4月)
(4)日視連アワー 令和6年4月号 音声CD
(5)ワールド・ナウ「行動する世界の視覚障害者たち」 第60号 点字版 2024年3月発行

※内閣府政府広報室発行
(1)点字・大活字広報誌「ふれあいらしんばん」 第96号 
内容
①障害のある人への「合理的配慮の提供」が義務化されます
②ホテルや旅館に泊まる前に知っておきたい「旅館業法」改正のポイント
③こどもを性被害から守るために周囲の大人ができること
④空き巣や強盗から命と財産を守る「住まいの防犯対策」

(2)音声公報CD「明日への声」第96号は「ふれあいらしんばん」の内容と同様です。

※公益財団法人すこやか食生活協会発行
(1)デイジー図書「手軽に作ろうスープパスタ」 CD版
(2)ハンディサイズの点字・大活字一体型図書のレシピ集「いつもと違うごはんのお供」点字データ(BESデータ)も配信しています。
ご希望の方は E-mail:info@sukoyakanet.or.jp までご連絡ください。

リュックサックYUTAKURA(ユタクラ)BP取り扱い開始のご案内

日本視覚障害者団体連合用具購買所では、革製のリュック「YUTAKURA(ユタクラ)BP」の取り扱いを開始しました。
視覚障害者の豊かな暮らしを実現する研究会(ゆたくら)と革製品の会社ハレルヤが、視覚障害者の意見を聞き、共同開発した商品です。ポケットは、肩掛けベルトの裏やリュックの底面など、全部で19個あり、多くの荷物を取り出しやすいように入れることができます。内部のポケットは、色と手触りを変えてあり、目で見ても、触っても識別しやすいようになっています。上質な防水レザー製で、日常用も仕事にも使えるデザインです。

大きさ:縦35センチ、横28センチ、まち12センチ
おもさ:1,090グラム
カラー:ブラック、ブラウン
価格:22,000円(税込)

リュックのほかに、少ない荷物を持ち運ぶのに適したショルダーバッグ、価格:8,000円(税込)と、点字で刻印を入れられるキーホルダー、価格:2,000円(税込)もございます。いずれも受注発注です。キーホルダーは、メーカーで点字刻印を入れるため、リュック、ショルダーバックよりも納品に時間がかかります。

【お問い合わせ先】
日本視覚障害者団体連合用具購買所
電話:03-3200-6422・FAX:03-3200-6428
E-mail:yogu-toi@jfb.jp

本の紹介

理事 及川 篤生

書名 大学で学ぶ東北の歴史
著者 東北学院大学文学部歴史学科編
※サピエに、音声デイジー版が登録されています。

 会員の皆さん、こんにちは。協会理事の及川篤生です。
 仙台市博物館が、4月にリニューアルしたそうです。僕は、約30年前に、大学の論文の資料を集めに行ったのが最後ずいぶんとご無沙汰しています。
 宮城県内には、他にも東北歴史博物館をはじめとして結構歴史的な展示をしている所があります。たいていの博物館は、障害者手帳を提示すれば同伴者も含めて割引になったり無料になりますね。最近だと、展示物の音声案内を準備している博物館も増えてきているので前もってホームページなどで予習をしてから行けば、かなり内容を理解できると思います。それに、テレビなどで知ることのできる歴史に関する知識はそうそう地元に関係することってないですよね。自分の郷土の歴史、押さえておきたいと思いませんか?そんなニーズをまとめて解決してくれる本がありました。本の知識を展示品でさらに深めるこういう学びってかなりいいんじゃないかと思います。
 歴史の見方には、時代を追って出来事を通史的にみるやり方とテーマを絞ってそれにフォーカスする方法があります。かなり前の原稿で僕は通史的に学ぶのはあんまりおもしろくないと書きました。でも、東北の歴史を概観するためには、通史的に知識を得なければならない。この本では、それぞれに専門を持つ東北学院大学の先生たちが通史に触れながらご自分の専門のテーマについても書いてくれていて高校までの日本史の授業のような、暗記するわずらわしさとは、関係なく読んでいけます。日本の歴史は大部分は、西日本での歴史が中心になっています。西日本が先進地域だったのは事実で仕方がないのですが近年の研究で東北の歴史もずいぶんと解明が進んできています。郷土の歴史の中で、ご自分の関心のある分野を見つけて他の本も探してみたり実際に展示を触れに行ったりする、かなり知的好奇心を満たしてくれるはずです。